介護士の本音8選!笑顔の裏側:介護士が語る、心の叫びとは?について介護業界12年在籍。訪問介護事業部で管理者兼総務部事務長補佐のrunが詳しく解説していきます。
今回も介護の現場で働く介護職員向けの記事になっています。いよいよrunが担当する最終回となりました。
介護をやっていると楽しみ・ストレスや色んな葛藤がありました。それでも介護をやってよかったと思っています。根本的にこの仕事が好きだから長くやって来れました。
正直な気持ちの本音を書きました。マイナスな部分が多いかもしれませんが、プラスの部分を注目して読んでいただけたら嬉しいです。
①介護士の本音!笑顔の裏側:介護士が語る、心の叫びとは?
面的な笑顔の奥にある感情や本音を伝えると人手不足から心のゆとりがないのが事実です。それがなぜなのか?
②コミュニケーションを取る時間がない
でも、それを言い訳にしてはよりよい介護は出来ません。runは、線引きはしなくなかったからです。新卒で入り先輩に言われた言葉が今でも忘れません。runの介護士の基本となりました。その3つの教えとは?
②利用者さんの希望を聞く
③お茶やおしゃべり、将棋や麻雀遊びを一緒に楽しむ
※利用者様と関わり、職員の気持ちにゆとりをつくることが大切だと知りました。
事例紹介
介護現場では時折、立ち上がりや歩行が不安定な利用者さんがイスから立ち上がるのを見て、職員がこんな声をかけている光景を見かけます。
「○○さん!立たないで!!」「○○さん!座ってて!!」
声をかけているといっても「大声」で叫んでいるので、はたから見たら怒鳴っている、叱責しているかのようにも感じます。
心に余裕がないとつい言ってしまう言葉です。大声を出さず、言い換えの言葉を使いお互いに納得する声掛けや注意の仕方をしましょう。
確かに仕事は辛いし、しんどいのが本音です。でも、その言葉が出るのは真剣に向き合っている証拠なのです。自信を持って下さい。
②介護士の本音!疲労と誇り:介護の現場で本当に起きていることとは?
身体的・精神的な疲労と、仕事への誇りを対比します。誇りに思える仕事6選を挙げていきます。
③自分は人の役に立っているんだなと実感できた時
④利用者様と一緒に喜んだり、楽しんだりすることができた時
⑤自分自身も成長できた時
⑥暖かい感謝の言葉をもらった時
言葉で実際に言ってもらうと嬉しいです。その言葉が自分自身の方向が合っていると感じられ誇りをもって仕事に入れます。
①介護を必要とする高齢者が増加している
②介護職員の人手不足や待遇の改善が課題になっている
③施設不足による介護難民が発生している
④要介護者への虐待の増加が問題になっている
⑤採用した人材が定着しない
⑥採用した人材への教育時間が取れない
心の叫びがついつい漏れてしまいました。
頼りにされているからかrunも疑問の中、働いています。つまり、介護を好きだけでやっています。runは少なくともやりがいを感じています。
実は、1度は逃げ出したことがあります。こんな自分だけと役職について自分の思った介護が出来て嬉しさを感じています。その分辛い経験を糧にやってきました。
③介護士の本音!涙と笑いの間:介護士が明かす心の葛藤とは?
感情的な起伏を率直に交差します。特に認知症の利用者様からの暴言や暴力などの経験で葛藤は辛かったです。
①介護が思うようにいかないことへの苦しみ
②行き場のない怒り
③先の見えない「今」への苦しみ
④冷静になれない自分
②利用者様と介護職の間で完結するのではない
③社会の一員として循環していける関係性を目指す
「理想的な家」として介護施設を整えるためには、そこで働くスタッフが同じ気持ちであることや協力的であることが大切です。
葛藤はみんなそれぞれあると思います。それを乗り越えた時の達成感を一緒に味わいませんか?
④介護士の本音!愛と限界:介護士が本音で語る仕事の本質とは?
献身的な愛情と専門職としての限界を感じたことがありました。
介護とは、ご家族と、入居者を募っている老人ホームとの間に入り、希望者の条件に合った老人ホームを紹介して入居するまでをサポートします。
②さまざまなことをしてみると「やっぱり介護の仕事が好きなんだな」という思いが強くなりました。
runも一番仲がよかった利用者様が亡くなった時は、悲しい気持ちと無の気持ちでした。それでも、前を向いて仕事をするのは辛かった時代はありました。
経験することにより、介護は自分のスキルになります。runも最初は受け入れることができなかったけど経験している中で必ず成長していきます。
⑤介護士の本音!サイレントヒーロー:介護士が語る、報われない日々とは?
社会的に認められていない介護士の苦労を日々を感じて仕事をしています。
②それでも頑張って踏ん張っているし、何とかやり遂げて凌いでいる。
③感謝もされず、ごく当たり前の様に思われる。
④些細な事にはヒステリックに当たられる。
⑤頑張っても報われずに、疲弊するばかりする。
②認知症によって感情のコントロールが難しくなっていることは頭では理解しているものの、何が正解かわからず、努力が報われないような気持ちで精神的に疲れてしまいました。
辛い思いも経験したましたが、その利用者様と向き合ったことで最後に「ありがとう」と言う言葉が嬉しかったです。その言葉を噛みしめていました。
今では、その利用者様に頼りされています。何かあるとrunの名前を呼ばれるまで、信用を得ることができました。
⑥介護士の本音!心の疲労地図:介護士が明かす感情の起伏とは?
メンタルヘルスの観点から介護の現実を描く感情の起伏とは?
表層演技とは?
②対人サービスが主となる感情労働者は、自分本来の気持ちをそのまま顧客にぶつけるわけにはいきません。
理不尽なクレームに怒りや悲しみを感じたとしても、表面上は丁寧で冷静な対応が求められます。深層演技とは?
②表面上の演技ではなく、感情自体を演じることになります。
自分はどんなときにも笑顔で丁寧に対応するスタッフだと、俳優が役になりきる感覚と同じで演じています。
メンタルが病んで働きたいけど、働けない職員を何人も見てきました。復帰にも時間がかかります。メンタルがおかしくなる前兆で上司に相談して下さい。
⑦介護士の本音!プロフェッショナルの本音:介護の現場で私たちが感じていることとは?
専門職としての視点から本音を語ります。
介護の現場では、高齢者から学べることも多く、人生観に新たな価値観を与えてくれるという学びの側面もあります。その5選とは?
②利用者の自立を助けることで、利用者との距離が近くなる。
③高齢者の方々と話をすることで、さまざまな知恵や知識を知ることができる。
④人生最期に寄り添うことで「生きる意味」「死生観」について考えさせられる。
⑤利用者主体でのケアが基本となるため、効率とは相反する場面が多くある。
常に何パターンの声掛けや転倒防止に注意をしています。また、人間としての尊厳も大切にしています。
なかなか気が付いてくれる人は少ないけど、介護のプロとして当たり前だと思って業務に入っています。
⑧介護士の本音!誰も教えてくれない介護の真実:現場で働く私たちの本音
働いてみないと見えて来ない部分が多いです。介護は一度経験するべきだとrunは感じます。考え方は変わり家族介護でも役に立ちます。
②もう他人事ではなく寄り添いなんです。
③介護をみんなで考え、支え合い、よりよい社会を築いていく。
④それが、runが推奨するこれからの介護のカタチ。
②しかし長い目で見ると「待つ」ことこそ、認知症ケアにおいて相手を理解するための最適な方法なのです。
介護の仕事の魅力についてお届けしました。皆さんはいかがでしたか?職を探しているあなたに届いたら良いと思います。高齢者を支えていくかけがない仕事なのです。
実際に働ないと見えない部分はたくさんあります。介護が気になっているあなたへ介護は悪い仕事ではありません。
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