介護職員初任者研修とはどんな資格?受験費用や合格率や合格の基準や試験対策や勉強法は?

初任者研修は、介護を行う上で必要な知識・技術・考え方を身につけます。

基本的な介護業務を行えるようになるための介護の入門資格になっています。

今から詳しく8選を紹介していきます。

介護職員初任者研修とはどんな資格?

子育て・家族介護・仕事をしながらでも無理なく取得できます。

10代や70代以上の方であっても、問題なく取得が可能です。

介護を学ぶ、介護で働き始めるなら初任者研修がオススメです。

初任者研修は一生有効であるため、更新は必要ありません。

一度取得してしまえば、生涯どこでも役立つ資格です。

また、資格は全国で有効なため、急な引っ越しでも就職先に困ることはないのです。

介護職員が初任者研修を持っていないと利用者様に体を触れる身体介護ができないのです。

そのため、初任者研修を持っていないと業務に制限がかかるため採用が難しいのです。

厚生労働省が定めているカリキュラムを修了し、筆記試験に合格すると取得できます。

筆記試験といっても、すべての講義を真面目に受けていれば、ほぼ100%の確率で合格できるといわれています。

カリキュラムは介護従事者として知っておくべき基礎的な身体介護の内容となっています。

例えば、車椅子の使い方やベッド移乗や口腔ケアの練習を行います。

難しい内容ではありませんので勉強が苦手な方でも十分、資格取得を目指すことができます。

介護歴12年目 run
介護歴12年目

勉強と言うよりかは、

グループワークが中心です。

介護職員初任者研修は受験費用は?

ご自宅から通えるエリアでの最安値を比較検討ができます。

初任者研修の費用は費用相場は5万円~8万円ほどです。

スクールによって費用は違いますが、カリキュラム内容は厚生労働省によって定められています。

安いスクールであっても研修内容が不足することはありません。

ハローワークの職業訓練を利用すると無料となります。

その他にも介護職員初任者研修を取りたいなら、各自治体が実施する補助金制度を利用することもできるのでそちらもおすすめです。

国や自治体は介護業界の働き手確保のために費用支援を行っており、対象者に当てはまれば初任者研修を無料や安く取ることができます。

介護職員初任者研修の補助金制度については、各都道府県や自治体によって差があります。

お住まいの地域にどのような補助金制度があるかは都道府県のホームページなどで確認が必要です。

また、授業の質や講師の質はスクールによって違いがありますので、口コミを見て選ぶ必要があります。

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受験費用が無料で受けける所が、あるので

その要綱を確かめよう。

介護職員初任者研修は合格率や合格の基準は?

介護職員初任者研修のカリキュラムは厚生労働省が定めた以下の研修科目及び、研修時間となっています。

初任者研修の研修科目及び、研修時間数

科目 時間数 合計 130時間
職務の理解 6時間
介護における尊厳の保持・
自立支援
9時間
介護の基本 6時間
介護・福祉サービスの理解と
医療との連携
9時間
介護における
コミュニケーション技術
6時間
老化の理解 6時間
障害の理解 3時間
こころとからだのしくみと
生活支援技術
75時間
振り返り 4時間

全国共通の講義と演習によって、介護知識の基本と実践的な介護技術を学ぶことができます。

細かい講義内容や試験は、学校により若干異なります。

合格できるか不安な方の多くは、試験の難易度が気になるのではないでしょうか。

介護職員初任者研修の修了試験は、 落とすための試験ではないので安心して下さい。

学んだことを振り返るための試験ですので、安心して受けられる内容で難易度はそれほど高くはありません。

万が一不合格となっても再試験が実施されるので、合格率はほぼ100%と言われています。

研修で学んだことをしっかり復習すれば大丈夫です。

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介護歴12年目

講義中心ではなく、実際に行う身体介護が中心に行われます。

初めてオムツ交換しました。

介護職員初任者研修の試験対策や勉強法は?

しっかりと講義を聞くことが一番の学習方法だといえます。

範囲が広いため、ポイントをおさえていくことが大切です。

特に重要なところや試験で出題される箇所は、講師が強調します。

それがヒントになるので、必ずメモやマーキングをしておきましょう。

また、テキストに付箋を貼っておくと読み返す時に楽です。

後で見返しやすいよう、自分なりの印を付けておくことがポイントです。

何度も見返して確認することがコツです。復習(インプットとアウトプット)を繰り返せば、しっかりと知識が定着します。

通勤などのスキマ時間を利用しましょう。テキストを読み込んだり、自分に出題して回答したりすると理解が深まります。

講義でわからないことは講師に積極的に質問をすると良いでしょう。

介護業界の用語などは普段耳にしない用語が出てきます。

その単語をしっかりと押さえるのが合格のコツです。

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介護歴12年目

繰り返し行うことで定着します。

諦めずに何度も覚えるまでやりましょう!

介護職員初任者研修のメリットは?

介護職員初任者研修では、知識を定着させる「講義」があります。

次に実際に身体を動かす「実技演習」と2段階構成になっています。

介護保険制度の概要から高齢者コミュニケーション、基本的な介護技術までを習得します。

全く介護の知識がない方や、他業種からの転職を考えている方でも、安心して受講することができるカリキュラムになっています。

無資格ですと、どうしても不安に思うことが多くありますが、介護職員初任者研修を取得することで自信も持って、スムーズに現場に入っていくことを狙いにしています。

日本では2025年には団塊の世代が75歳以上に達することが予想されており、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、超高齢化社会が近づいてきています。

それにともない介護を必要とする高齢者が急増し、2025年には240~250万人もの介護職が必要になると言われています。

人材は圧倒的に不足しています。
介護業界は不況に左右されにくく、コロナ禍であっても安定した雇用が継続しています。

今後も全国で多くの人材募集が続くことが予測されており、引く手あまたの業界なのです。

また、介護職員初任者研修は履歴書に記載できる公的資格です。

利用者の身体に直接触れる「身体介護」はこの資格がないと行うことが出来ません。

必須の資格要件としている求人も多くあります。

実際に介護の経験がなくても、介護への意欲と介護職員初任者研修の資格さえあれば、就職・転職には極めて有利と言えます。

無資格者と比べると、介護職員初任者研修修了者は相対的に給料が高くなります。

それは、介護職員初任者研修修了者は無資格者と比べて業務の範囲や内容が各段に広がるからです。

例えば、訪問介護サービスにおいては、基本的に無資格者は業務に携わることができません。(身体介護がある為)

対して、介護職員初任者研修修了者は、全介護サービスに携わることができるため、給与に差が生まれるのは当然です。

また、基本給は無資格者と同じ場合もありますが、有資格者に対しては「資格手当」の形で差をつけている事業所も多くあります。

厚生労働省の令和2年2月の統計データは以下の通りです。平均給与額に大きな差があることが分かります。

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介護歴12年目

介護士でやっていくには、体に触れるサービスが、

絶対に初任者研修が必要になってきます。

介護職員初任者研修のデメリットは?

「介護職員初任者研修は意味がない」と言われることがあります。

その主な理由として以下の点が挙げられます。

多くの場合、現場での実務経験が最も重要視されます。

介護職は特に、実際の現場でのコミュニケーションや臨機応変な対応や人間関係の構築が求められます。

介護技術は、1ヶ月そこそこの研修だけでは不十分だと考えます。

実際の仕事で直面する認知症利用者様の対応の難しさに直面します。

また、利用者様ひとりひとり体のつくりや麻痺や円背などの疾患を持っています。

その利用者様ひとりひとりと向き合いやりやすい介助方法を身に付ける必要があります。

次に、研修費用が収入に対して見合わないと感じられます。

経済的な観点から見ると、初任者研修は投資対効果が低いと考える人がいます。

また、受講者からは研修内容が現場での実務と乖離しているとの不満の声があります。

特に、理論的な内容や基本的な技術ばかりで実践的なトレーニングが不足します。

初任者研修は、あくまで介護の入りとして考えていただきたいです。

実務で求められるスキルと研修内容が一致しないと、研修の意義を疑問視する人がいるのも事実です。

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介護歴12年目

デメリットを書きましたが、

ベースなってくるのは、初任者研修です。

介護職員初任者研修の受験体験記は?

試験は選択式の問題がほとんどでしたが、一部で記述式の問題が出題されました。

記述式の問題では、長々と書かずに書くべきポイントをしっかり書くとよいでしょう。

明確な点数は分かりませんが、合否発表の際に、スタッフの方の反応から恐らく、90点前後は取れたと思います。

ほとんどのスクールでは無料で追試を行っています。

気になる方は、追試があるかどうか事前に確認しておくと良いでしょう。
試験の出題項目と科目については、以下を参考にしてみてください。

実習では、自分の時は現行のカリキュラムではなく、デイサービスとグループホーム1日ずつと訪問介護2日の内容となっていました。

施設ごとで行う援助内容が全く違うので、びっくりした経験があります。

例えば、デイサービスではコミニュケーションと入浴中心に学びました。

グループホームでは、ベッド上のオムツ交換やトイレ介助やシーツ交換(三角折り)のやり方を学びます。

訪問では、買い物同行と調理の仕方を学び介護とは多岐に渡り奥が深いと実感しました。

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介護歴12年目

実習では、学べることが多いので、

それを糧にして下さい。

介護職員初任者研修の口コミは?

介護職員初任者研修は1~4ヵ月で修了できる短期の講座です。

例えば英会話教室に通うなど、比較的長期なプランの場合は慎重に選ぶ必要があります。

初任者研修は短期間なのでそこまで気にする必要がありません。受講生同士でのグループワークがメインです。

介護技術や知識など楽しめて学べます。以前から高齢者の方と会話をするのが好きで介護の仕事に興味がありましたが、より一層理解が深まりました。

介護に関することに全く無知でもわかりやすく説明してくれます。

目が見えない人の体験(アイマスク)では、目隠しして階段の上り下りしましたが、こんなに恐怖だと感じ声かけの安心感や明確に指示する大切さを体験しました。

更衣では麻痺の方の介助で脱健着患と言葉と介助仕方を行い、麻痺の方の更衣が大変だと実感しました。

車いすの押し方や実際に乗ってみたりできます。坂では前から行くと利用者様が怖いので、後ろから押すことも新しい発見でした。

 

スクール内でも友達が出来て受講がわかった後でも連絡(LINE)を取り合い良い仲間ができました。

実習では、現場の先輩にトイレ誘導や入浴介助などを見学して介護について理解が深まりました。

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介護歴12年目

仲間と言うが同期が増えた

気分で、心強いです。

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